まちの図書館化をめざして-21世紀広島市図書館計画の提言-
1 基本的在り方
本と出会い
本を通じて他の人と出会う
さらに本との出会いを深める
そんなことを市民と図書館とが一緒になってやっていく
そんな場として図書館が役割を果たす
広島市の図書館がそもそもどんな図書館であったらいいのか、基本的な在り方を4つのキーワードにまとめた。
出会う 図書館は、市民が本や情報を求めてまず最初に行くところ
幼児が、はじめて本と出会う場所
子どもが、忘れられない本に出会うところ
自ら学びたいと思ったときに、学びを助けてくれる本に出会える場所
本との出会いの経験が、豊かな生への希望をもたらしてくれるところ
つなぐ もっと知りたいと思ったとき、行くべきところを指し示し、案内してくれる
専門的な資料や情報の世界にさらに深く入っていくことを助けてくれる
大学や専門機関と連携し、知識の森へと私たちを誘ってくれる
情報ネットワークを駆使し、広大な世界と私たちをつないでくれる
ふれあう ちょっと立ち寄り、本を楽しむ、くつろぎの拠点
本を仲立ちにして他の人とふれあう場
本を通じ、ともに学びあい、知識を深める拠点
生活や文化の向上をめざして、他の人と一緒に活動する場
支えあう 市民の活動を図書館が支え
図書館の活動を市民が支える
市民と図書館とが互いに支えながら、共に育てるいい関係
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