畑耕一翻訳 M・R・ジェイムズ怪談集
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られざる人物によって、執拗な殺人が行われたのだということになりました。これが一切の結末でした。ました。そして私はそれから、もう二度とシーバロウには、行きもせず、近か寄りもしないのでした。パクストンは、こんなわけで、すべての取調べには無関係ということになり、したがって所謂“通行止め”で終り― 171 ―

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